細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

2020 幻 について その2

偏光のやり直しには、もう一つの伏線があります。


今年の秋に仙台万華鏡美術館で予定されている四人展。


赤津さん 佐藤さん 細井さん と私の四人展なのですが、折角ならばコラボもありかと、随分前から話し合ってきました。


やっつけ仕事のコラボはやりたくないという事で、合宿までして打ち合わせ。


佐藤さんとはコラボした事があるので、いいのですが、細井さんと赤津さんの繊細な世界に、どう合わせられるのか?

今までのやり方だと、世界観をぶち壊すことにしかならないので、様々なアイデアの試作をしてみたのですが全滅。


そんな流れで、偏光の可能性を探ることになったのです。


まぁ光の入れ方からして、違いますし、結局私は透過光にするしかないとなって、柔らかな色、上品な変化を探る事にしたのですが、なんだかんだ、サイケな方面に向かってしまったという訳です。


しかし、そのお陰で偏光の違う使い方も覚えて、可能性は広がったとはいえます。


コラボは時間が掛かるので、秋までに何とかなりそうな気はしませんが、展示会自体は行われる予定です。


私の信頼している御三方との展示会。

こちらもどうぞ宜しくお願いします。

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