偏光のやり直しには、もう一つの伏線があります。
今年の秋に仙台万華鏡美術館で予定されている四人展。
赤津さん 佐藤さん 細井さん と私の四人展なのですが、折角ならばコラボもありかと、随分前から話し合ってきました。
やっつけ仕事のコラボはやりたくないという事で、合宿までして打ち合わせ。
佐藤さんとはコラボした事があるので、いいのですが、細井さんと赤津さんの繊細な世界に、どう合わせられるのか?
今までのやり方だと、世界観をぶち壊すことにしかならないので、様々なアイデアの試作をしてみたのですが全滅。
そんな流れで、偏光の可能性を探ることになったのです。
まぁ光の入れ方からして、違いますし、結局私は透過光にするしかないとなって、柔らかな色、上品な変化を探る事にしたのですが、なんだかんだ、サイケな方面に向かってしまったという訳です。
しかし、そのお陰で偏光の違う使い方も覚えて、可能性は広がったとはいえます。
コラボは時間が掛かるので、秋までに何とかなりそうな気はしませんが、展示会自体は行われる予定です。
私の信頼している御三方との展示会。
こちらもどうぞ宜しくお願いします。