細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

雑草を抜く生徒指導教員

唐突に始まりますが、時々考えている事を書きます。

我が家は、雑草に覆われてしまっています。

草刈りや、雑草抜きをサボっているからなのですが、一体雑草とは何でしょうか?


それは、私がもう勘弁ならんとなった時に判明します。

自分の美意識に照らし合わせて、勘弁ならんと思った草こそ雑草です。

そうなったら、人間は勝手なもんで、ワシの土地じぁー!と自分のルールを押し付ける訳です。

昨日まで、笑顔で見てた癖に、急に鬼のような形相で引き抜きにくるのですから、雑草はたまったもんじゃありませんね。

その時私は生徒指導の鬼教員になっています。

不良どもの性根を引き抜いていく訳です。


鋭い刺で武装している不良もいます。

引き抜こうとすると、表面の皮だけスルッと剥がれて、残った幹はつるつる滑るようになっていて、絶対に引き抜かせない頭脳派もいます。

そういった輩は、幹を掴むのはタブーで、土の中にある根っこの元を見極めて、しっかり掴み慎重に引き抜かねばなりません。


大事な生徒に絡みついて、難を逃れようとする輩もいますから、丁寧に蔓を解いて、不良どもだけを引き抜きます。


そうこうしてる内に、足元を蚊にシコタマ刺されて、そっちの方が勘弁ならんとなって、鬼の草むしりは終了となります。


そんな行き当たりばったりの生活ですから、私を包む空間は、混沌が支配しています。


そんな生活を良しとしてしまっていますから、変わりようがありません。