細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

地元での個展を終えて

f:id:ochiyama:20201225172135j:plain地元長柄町での、特別な個展が終わりました。

何が特別なのだろう?よく解らないと思いますので、今更ながら少し説明します。


万華鏡は私にとって商売道具ですから、当然売って儲けなければならないわけです。

しかし、どこかで金などに振り回されたくない自分もいて、金勘定など本当はしたく無いのです。

どのように金から解放されて生きるか?

そういう事も考慮して、天職と考えて始めたこの万華鏡作り。

そういった考え方ごと表現したいと思っているのが、この地元での個展となります。


具体的な事は書きません。

是非お越し頂いて、体感して頂きたいと願っております。


今年はコロナ禍という難しい状況の中、三つの催しに参加しました。


春には、個展と称しながらも、注目している数名の作家さんを日替わりゲストとしてお呼びして、二週間に及び、二人展+意見交換を行いました。

秋には、信頼している作家さんとのコラボ作品に挑戦した、一月以上に及ぶ四人展。

そして、年の瀬の三日間だけの地元の個展。


どれも、とても意味のある、有意義な時間となりました。

こんなに充実した一年を過ごした作家さんは少ないのかもしれません。


お金の事など考えたくないなどと言いながら、三日間だけで、他のイベントと遜色ない売り上げにさせて頂くという、そんなギャップが個人的には大好きです。


これから、もっともっと大きくなる特別な個展だと確信しています。


ご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。