細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

万華鏡の価格について

万華鏡って高いと思いますか?

初めて万華鏡展に訪れた方に聞いたところ、90%の方が、イエスと回答されたかどうだか分かりませんが、想像したよりも高いと思った方は少なくないのかな?と思います。

私がこの様な万華鏡に初めて触れた30年程前、とても魅了されましたが、やっぱり高いなーと感じました。実際に今より高額だったと記憶していますが。


では、何を基準に高いという判断をするのでしょう?

万華鏡は子供の玩具という認識からでしょうか?

確かに子供にちょっと買ってあげるような価格では無いですね。

何となくですけれど、あっ気に入った!買いたいなというような軽めの感覚で、パッと買える方は余程のお金持ちか、ご自分の感性に自信のある方なのかな?と思います。

やはり、ある程度高額なんだという認識を持った上で、自分のお気に入りを財布と相談しながら探すというのが、正しい万華鏡の買い方なのかもしれません。もっと言えば、その為に半年くらい節約生活を楽しみながら貯めて頂くような事になると理想だと思います。


では、どうして高くなってしまうのでしょう?

それは、手間を掛けているから。

勿論材料費もバカになりません。


量産の仕組みが出来て、奴隷のように働けば、かなり価格は抑えられるでしょうが、そのような作り手の万華鏡が果たして魅力的な物になるのか?は言わずもがな、粗悪品の山になるように思われます。


丁寧に作れば作る程、少しでも良い物をと願う程、手間が掛かり高額にせざるを得なくなる訳です。

しかし、そのような方に限って高くしたくないとか言います。

お金持ちだけに見て欲しい訳じゃないという気持ちはよくわかりますが、もうちょい考えてもいいと思います。


一見高額と思われてしまう万華鏡ですが、実は破格だったりするものもあるのです。


私のブログですから、率直に書いちゃいますけど、

細iさんと、kたおかさんと、s籐さんと、k嶌さんはちょっと安過ぎるのでは?と思うのですけど、

それは単に一本の価格とかボリュームに対してとかだけで無く、その一本に対するこだわりやその手間や効果を考えた上でです。

皆さんはどう思われますでしょうか??

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