細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

個展裏話2

Mirror Cruiseって、このところ屋号みたいな感じで使っていますが、これは何なのでしょう?


実は二年ほど前の、初めての地元の個展の最終日、いやその後に改めてDream Blueに飲みに行った時の話。

細野の万華鏡ってのは、普通の万華鏡じゃ無いだろう?という話になっていました。

日本で万華鏡っていうと、子供のオモチャを連想してしまいますから、ちょっとピンとこない。


もう新しいジャンルというつもりになって、細野の万華鏡に相応しい名称を作ったらいいんじゃないか?という流れとなり、一緒に飲んでいた三人で、アイデアを出し合いました。


真面目なアイデアから、〇〇棒とか△△穴などといった下らない案も出る中、万華鏡というネーミングセンスはなかなかだなーという話になり、その日は宿題として持ち帰りました。


こういう、真剣な言葉遊び、感覚遊びというのは、私も嫌いでは無いのですが、オーナーの佐々木さんは大好物という印象。終始真剣な顔付きなのです。


後日、真面目に宿題をこなし、名回答を導き出した佐々木さんは、とっておきのネームを、飲みながら殴り書きしたメモと共に熱く語ってくれました。

それが「Mirror Cruise」


人々の夢や希望を乗せて

海をゆっくりと進む船旅は

様々な出会いや発見、驚きに満ちて、

時には大切な思い出と結びつき郷愁を誘います。

鏡を使った奇跡の船旅。


海面が鏡のように反射する

静かな夜に

ラクルな体験を


ミラークルーズ

それは、心の旅

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くるくる回しながら、見るんだよ

見ろーくるくる

見ろークル's

ミラークルーズ


メモにやたら くるくるくるくるくる書いてある。きっと酔いも回っていたのでしょう。