細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

落とし穴

スッカリ間があいてしまいました。

ブログも撮影も中休止してしまい、制作に専念しているように見せかけて、制作も牛歩状態。

しかし、研究の成果あって、自分の狙いが定まってきたように感じます。


最近の反省としまして、変化が多い方がいい筈だと思い込むんじゃないよ!という事。

これ、私がハマりやすい落とし穴です。

客観視し過ぎるからなのでしょうか?

二つの万華鏡、どっちがいいかな?と考えた時、自分の好みはコッチだけど多くの人はアッチが好みなんじゃなかろうか?そんな発想がつい顔を覗かせるのです。その理由は大抵変化の幅が広いからという単純な理屈だったりします。

そんな自分の中にある商売上手っぷりに気付かせてくれたのは娘でした。


最近万華鏡の研究に娘を巻き込んでおりまして、仕組みを何とか理解したところで、そろそろ自分で好きに作ってみるか?と提案してみたのです。

アドバイスとしては、キッチリ狙って作れよと伝えました。

まぁ色々試して時間を掛ける掛ける

それじゃ仕事にならんぞと心配する親の気持ちなど我関せず、たっぷり時間を掛けて納得のオブジェクトケースを完成させました。


同じ仕組みで同じような狙いで作っているのに私の物とは確かに違う。変化は少なめだけど、ありきたりの変化が無くて、魅力が凝縮されているのです。そう、コレがいいところなんだよなー


何でこうしたの?と聞いたら、だってキッチリ狙えって言ったじゃん!と


そうまさにその通り。


自分はどちらかというと?マニアックな人間だと思うので、どこかで一般受けする方向を意識してしまう傾向がありましたが、これからはもっと自分本位に、自分の美を追求するという事を信条に進化していこうと誓ったのであります。

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