細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

誰に

誰にも共感して貰えないような話。

私の偏光世界は、透明素材一枚で全てを変えてしまいます。

 

先程から悩んでいるのは、高林さんとのコラボ作品。

もう殆ど決まりと思っていたものを最終チェック。ガラスオブジェクトの色とマッチ率90%

嫌なシーンの無い、落ち着いた雰囲気でまとまっています。例えるならソクラテスのような聡明で威厳を感じさせる仕上がり。

今後の参考にする為に、どのような仕組みで完成しているか確認。あ、やっぱり最近狙ってるあの感じは間違いないなー

 

なんて悦びついでに、透明な素材を一枚変えてみる。あーやっぱり全然ダメ。時間をかけて吟味したのは間違いじゃ無かったなぁ。

 

しかし、こちらにしたらどうだろう?

本日様々なタイプで何度も何度も最終候補に残した素材。

するとどうでしょう?一気に華やかに。

スッキリとした、気品を感じさせる華やかさ。

オブジェクトとの一致率は80%

これは悪く無い数値と言えましょう。

移ろいはソクラテスよりも幅は広いのですから。

例えるならこちらはソフィーマルソー

 

性別も時代も年齢も、何もかも違う両者のどちらか選ばなければならない。

これはなかなかに難しい問題です。今はほぼ互角。いや、珍しさから言えばソフィーマルソーが半歩リードという感じ。

 

こんな事やってるんですよ?

想像出来ますか?

もう筒回し過ぎて熱くなってしまう訳ですが、結果ソクラテスに戻しました。

ソフィーマルソーも凄く良いところあった筈なのですが、途中イマイチな時間帯もあったよう。こんなのソフィーじゃない!となったのです。このように、粗探しや決め手を見つけなければなかなか決める事が出来ません。

 

今夜の仕事はなんだっんだ!経営陣がカンカンです。