細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

ミラー組み

万華鏡のミラー組み、本とかで紹介しているのを見た事がありますが、何だか難しいですよね。

 

多分、反射面を出来るだけ汚さない為にこのような組み方を考えられたのだと思われますが、何を隠そう私はやった事はありません。

 

自分のやり方をオススメしたい訳ではないので敢えて書きませんが、多分素人が何も知らずに作るようなそんな手順で私は組みます。

 

さあ、仮組はどんなテープを使いましょう?

随分前は、ビニールテープでとめている方が多かった印象ですが、今はどうなのでしょう?

 

以前から、ミラーの角度調整で、ミラーに傷がつきませんか?と聞かれる事が多かったですが、私はこのビニールテープが原因では?と思っていました。

締め付け効果で、隙間が出来ないようにビニールテープという発想なのか?伸びる事で角度調整がしやすいという感覚なのか?と想像しますが、私の感覚だとどちらもあまり良く無いように感じます。

 

ミラーの角度は、変わらないようにしたいのです。ミラーに余計なストレスが加わると歪みが生じたり、将来のズレの原因になりかねない。角度調整するにしても締め付けがあると、余計な力が加わり傷の原因になるのかもしれないというイメージからです。

 

私の理想は、強引に角度を決めて固定する事ではなくて、何のストレスも無くその角度と位置を維持する事。

現実的には難しいですから、色んな力のバランスがとれている状態を目指します。

 

皆さんどのような手順で角度調整するのでしょう?

色んな手順があるのかもしれませんね。

 

これは、どのように答えを導き出しますか?というテストのような感覚を持っています。

 

絶対的に信頼できるモノがある人は、そこから決めていくというのはアリなのかもしれません。

一つを決めるという事は、そこから派生する色んな事を決めるという事。そこまで考えられて実行出来ているならば、それは凄いなぁと尊敬してしまいます。

この定義を使って、はい解けましたという感じ。

 

私の場合、そもそも色んな事をキチンと出来ている自信がありませんし、同じように組んだつもりでもそれぞれ違いますから、実際目で確かめて、全て同時に考えて、一番良さそうな答えに近づけます。

どこから決めれば答えに近づくのか?それぞれに優先順位を考えて、仮り決めしていきます。

手で持って、覗きながら指で支えて、常に掛かる重力を利用しながら、なんとか角度を合わせて固定。

 

考えるより先に手が動いてますから、何とも説明は難しいですが、言葉で表そうとするとそんな感じです。