細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

ミラー組み2

テープで固定したら、大抵の人はグルーガンを用いると思います。作家さんごとにそこからの仕上げは色々あるという印象です。

 

その人なりの理論で、今の答えを追っている。

そんな風に感じます。

 

私がミラーの事を聞いてみる作家さんは、教わったからその通りにやってるという人は殆どいません。自分なりに考え、試し、決めている。そしてそれが唯一の答えとは思っていないでしょう。

もっと良い方法が見つかれば、直ぐに変えると思われます。

それ程に、良い万華鏡を作る事に貪欲です。

 

 

なにせ、こだわりの万華鏡になればなる程、ミラー組みの精度は求められるようにも感じます。

 

例えは悪いですが、髭もじゃのおっさんが鼻毛出てても、何処までが鼻毛か分からないし、全然気にならない。そりゃそうでしょう?と

でも、素敵な女性モデルから出てしまっていたら、お気の毒ですが物凄い威力となってしまいますよね。

 

そんな訳で、って、どんな訳か分かりませんが、ミラー組みって奥が深いというか、色々な方法があって面白いと思います。

 

グルーガン一つとっても、色んなメーカーの物があるでしょうし、同じメーカーでも色によって固まり具合が違ったりもするように感じます。

固まっても、グニョグニョしているようでは心許ないし、硬くなってもポロッと取れてしまうようでは話になりません。

ある程度カチッと固まり、失敗したからやり直そうと剥がしてみようにも、ちょっと剥がれづらいくらいの接着力は欲しいと思っています。

 

ミラー組みの話はコレくらいにして、私の次の展示の話。

遊びでやる感じなので、SNSで紹介する予定は無いのですが、コッソリお知らせします。

楽しいイベントになると思いますので、是非お越し下さいませ。