細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

赤毛の牝馬

#100で削った後何するか?って、もう兎に角ひたすら削り、最後は磨き込むという地道な作業。

 

つまらない人には最高につまらない作業でしょうが、私にとっては至極の時間。

 

あ、削るだけと書いたけど、塗るという工程もありました。

 

今回、待ちきれず早めにオイルを塗ってみました。私はチークオイルをいつも塗ってます。

オイルを塗ると色がガラッと変わります。これも好き。

 

川で綺麗な石を拾ってきて、家に帰って見るとただの石ころでガッカリなんて経験、誰にでもあるはずです。潤いは魅力を引き出す魔法です。

 

オイルは何で塗りましょう。普通なら筆で塗るのでしょうが、これくらいの量なら、私は指で塗りたいんです。

曲面を愛でるように全てのラインを確かめながら塗るのが私のスタイル。

少し乾いたらまた塗ります。塗り込むのです。DHCの要領です。

今度は塗っては削りましょう。

しっかりと削ったら、拭き取って乾燥。

どんどんと目を細かくしていって、#1000くらいになれば、もうツルツルです。

 

この感じ、例えるなら赤毛牝馬のブラッシング?

愛情を注いで、どんどんと綺麗になっていきます。

今はまだ#280で削った状態です。