細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

久しぶりの再投稿 意地悪な話 改訂 加筆あり

色んなタイミングで追加された、長ーい文章ですので、ご注意を!

 

このところブログを読んでくれる方が増えたのか?新たに読み進めている方がいらっしゃるのか分かりませんが、沢山の方が訪れてくれています。

 

先日の個展を機に、来て下さっていると信じたいですが、以前は大変な目に遭いましたので注意しなければなりません。

 

あの投稿どんなだったかなぁ?と探してみたところ見つかりません。

どうやら、いつの間にか下書きトレーに移されてしまっていたようで、再投稿すると最新投稿になってしまう状態です。

 

不快な思いをされた皆様の?ってどれだけの方が不快な思いをされたのかサッパリ分かりませんが、多分いらっしゃるでしょう方の気持ちも落ち着いているでしょうし、折角ならば残しておきたい投稿ですので、ドキドキですが再投稿します。

 

(どうやら新規投稿とはならず、記事を書いている私だけそう見えていたようで一安心)

 

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こちらの投稿が、多くの作家さんを傷付けているというご指摘がありました。大変申し訳御座いません。

 

以下、記事をそのまま掲載させて頂き、万華鏡映像の後に、弁明をさせて頂きます。様々な反省のもと、大変長い文章となってしまいました。

本文を不快に思われた方は、是非画像下までスクロールをお願いいたします。

 

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正直な話、万華鏡展をよくよく見るのはホントに疲れます。お客さんの気持ちがよく分かりました。

 

今回のBunkamuraは時間をたっぷりととっていたので、頭が痛くなる程よ〜く見てしまいました。

最後の方は、あまり興味のない方面も見てみました。スゴイスピードで一目見ては戻し、隣のをまた一目見ては戻しと止まらなくなり、

優しい作家さんは、私が気に入ってると思ったのか、これイイですよねーと声を掛けてくれます。私は正直なモノだから、イヤそうじゃなくてね、ミラー組の精度が気になってしまって、あまりに合ってないから…と余計な事を言ってしまいます。(声掛けてくれたのは作られている作家さんでは無いです)

ズレるにしても、程度があるでしょう?とまるで合わせようともしていないような方もいるのですね。私の見たところ打率5分って感じでした。5割じゃないですよ。

合格と思うのが20本に1本くらい。これならポイポイ作れるねー

 

余計なお世話ですが、こういうのを作らせてしまうのも、売ってしまうのも、作家とすれば悲しい気持ちになります。

 

大変失礼ですが、一緒には売りたく無いな〜と感じてしまいました。

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確かに、上から目線で、気持ちの良い文章では無かったという反省はあります。

 

弁明と致しましては、ミラーを合わせようとしていない万華鏡を作らせてしまう環境を嘆いた内容となります。

ある一名の方の万華鏡についての話でした。

 

万華鏡作家はミラーを合わせようとしていると思います。もし多少ズレてしまったとしても、合わせようとしている事はすぐに分かるものです。

ですから、一生懸命に作っている人を貶す様な、文章では決してありません。

さらには、その当事者をけなすような意図もありませんでした。

ただその方の、ミラーを合わせようともしない行為やその思い入れの無さについては、悲しいし、他の出展作家さんに失礼ではないか?とも感じました。

 

合わせようともしていないというのは、気持ちや行動の事であって、成果品を見て他人が判断するのは難しいですが、例えば5ポイントに組もうとしてるのか6ポイントに組もうとしてるのか分からないような、ズレてるという表現が当てはまらない、どちらを狙っているか分からない組み方が例えば3割もあり、普通にズレてるのを含めて9割を超えるような状態であれば、これはチェックもしてないかな?

合わせようとしてないかな?と私は判断します。

 

失礼ですが、その方のミラー組みはあまりに衝撃的で、どの位合っていないかを打率で表現してその時は笑って誤魔化したのです。

5分というと、五分五分という言葉から半分を連想させますから、5割じゃ無いですよと前置きし、より具体的にその方のミラーは20本に1本くらいしか合っていないとなりました。

 

この数字が、ミラー組みがダメな作家さんが全体の95%、またはBunkamuraに展示されていた万華鏡の内、ダメな作品が95%という意味と勘違いさせてしまった様です。

もし、そのように誤解されてしまう文章だとしたら、関わられている方全てに不快と感じさせてしまうというのは良く分かりました。

 

書いた本人としては、どうしてそのように読み取れてしまったのか、始めはなかなか理解出来ませんでしたが、主語を変えると、ガラッとニュアンスが変わり、かなり過激な内容に変わる事が理解出来ました。主語が無い事が誤解を招きました。

 

一度、記事を消しまして考えた末に、この記事をそのまま載せた上で、謝罪、弁明した方がより誤解が解け、誠意があるだろうと考えました。

 

不快な思いをされた方々、大変申し訳ありません。

 

今後、誤解のない文面を心掛けるとともに、もっと優しさのある、前向きな表現を心掛けたいと反省した次第です。

 

追記の追記

一度誤解してしまうと、解釈を変えるのは難しい事もあるかも知れません。

私も何度も何度も読み返しました。

 

それでも納得して頂けない方、考えて頂いたら分かると思いますが、参加作家さんの中で、展示会をご一緒した事がある方は過半数だと思います。

さらには、近年無理にお願いして2人展をさせて頂いた作家さんが5名参加されてました。

その他にも、親しくさせて頂いている作家さんや、会場で親しくお話しした方が沢山いらっしゃいます。

そんな方々を敵にするような話を書く理由は全くありません。その解釈にはかなり無理があるように思うのですが。

私の普段の行いが、そのようなトンデモナイ文章を書きかねない印象を持たせてしまいましたでしょうか。

 

沢山の作家さんから、この記事についての問い合わせがあると聞いています。

もし差し支え無ければ、個人的にご意見、ご批判頂けましたら幸いです。宜しくお願い致します。

 

また、私はミラー合わせようとしてないから、私かな?と思われた方。

こんな大事な場で、そりゃ無いよーと思っちゃいましたが、それを責め立てるつもりはありませんでした。

このように、長々と弁明を重ねる毎に、詳しく書く事になり、より不快に思われたでしょう。大変申し訳ありませんでした。

私が言う事でもありませんが、作業工程の中でミラーのチェック、修正の工程を入れて頂けませんでしょうか?お願い致します。

 

主催者のvivantさん。

誤解があったとは言え、大事な催しを汚されたという不快感を抱かせてしまった事に関しては、率直にお詫び申し上げます。

 

 

最後に、私は幾何学模様を作るのが万華鏡だと思っていますから、どうして専門店、プロデュースされる立場の方が、鑑賞を兼ねたチェックや、指摘や指導されなかったのだろう?といった疑問が根底にありました。

そのような思いが、エピソードの中に出ている記事となったのだと思います。

 

こちらは、ごく個人的なブログで、自分の率直な考えを書く場として利用しています。

できる限り、他人を傷付けないよう配慮しながら、自分の思いや考えに対しては、今後も上手に伝えていけたらと思っています。

 

長々と失礼いたしました。

 

 

追加の追加の追加

 

当時、コチラの記事に関連して皆様どのように関わり、どのような感想を抱かれたでしょうか?

この記事を発端に、とんでもない言い掛かりメールが来た訳ですが、二年以上経ちまして、もう誰も見ていないでしょうけれど、私がどうしてこのような弁明をするに至ったか?という事を書いてみたいと思います。

 

本来このようなブログは個人的な物で、法律を犯さない限り自由であるべきだと思います。

見たくないのなら、わざわざ見に来なければ良いだけなのですから。

 

どなたかの悪口を書いているのならまだしも、万華鏡をキチンと作るという最低限の意識が無いという行為に対して、またそのような事を許してしまっている環境に対して憤り、このような投稿を書くことは、私としたら当たり前ですし、法的にも何ら抵触しないでしょう。

 

関わりが無くなるであろう人からのいいがかり。無視しても良かったのですが、誤解があるようですし、その誤解された内容を色んな作家さんに流布し、負の感情を持ってしまった方がいらっしゃるというのは事実なのでしょう。

 

誤解を解けば終わりだろうと軽く考えていましたが、一度誤解した頭というのはなかなか厄介なようで、全く話が通じないばかりか、醜い表現の攻撃的なメールで、自分がその傷付いた作家さんたちを代表して戦うというような訳の分からない正義感を出してくる。本当に困りました。

その方は作家さんじゃ無いから、作家を代表するには相応しくないし、話が通じない人が代表では敵いません。

 

このような流れの中、人の振り見て我が振り直せというように、私に非があるとしたら何なのか?を考えた末、誤解から負の感情を抱かせたという事だろうという結論に達しました。

からしたら、何故誤解するのか?は正直なところ理解に苦しむのですが、色んな方がいらっしゃる中、主語が明確では無かったというのが、唯一の反省材料だろうという考えに至り、自分の反省により負の感情が薄まるのならば、それが最善と考えた訳です。

 

私も、どなたかを不快にしたい訳ではないのですから、このような誤解から生まれた意味の無いやり取りを終わりにする為の弁明と言えるかと思います。

 

何かしら反省材料を見つけ改めるというのは、進歩であり、自分の人生を豊かにしていくものでは無いか?というのが、この騒動での学びとなりました。

 

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多分この、追加の追加の追加を書いてから、また見直そうと思って、下書きトレーに移してしまったのだと思われます。

 

私もまだ当時多少根に持っていたのでしょうか😊

 

何事も、良い面だけを見てそれを伝えるべきというような風潮があるのは一定の理解はしています。この業界はそれが顕著なのは、人を幸せにしたり、楽しませる目的が大きいという理由もありそうです。

しかし作り手はより楽しませる為にも、深める作業というのが求められるとも思います。

そこにはキチンとした指摘や批判が当たり前にあって良いというのが私のスタンスで、私も常に反省したいし、反省材料をくれる作家さんを信頼していくように感じています。

 

この投稿で私が言いたかった事は、万華鏡の肝であるミラー組みが未熟とかそういったレベルの話でも無く、ミラーを合わせようともしていないなんて、それって無しでしょう??って事。

 

今ならお分かり頂けるのでしょうか?