細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

営業

私は本当に営業的な事が苦手で困ったものなのですが、作りはじめの頃は常識知らずの恐れ知らずで、飛び込み営業のような事もしていました。

 

いつから出来なくなったのだろう?と考えると

千葉の海側の町に越してきたばかりの頃、20年程前と思われます。

 

町のスーパーには農家のお婆ちゃんと若いサーファーが半々のバランスで当たり前にレジに並ぶ光景が見られ、面白いなぁなんて見ていた頃です。

折角だから、近くで一軒くらい万華鏡を扱って貰いたいなーと考えまして、チーンと私が出した答えはサーフショップ。

 

自然を愉しむ感覚、シンプルなステンレスの形状はサーファーに絶対ウケるだろうと考えました。

一件のスタイリッシュなショップに狙いを定めまして、アタッシュケース風の怪しいケースにお気に入りを並べ、自信満々で向かいました。

いや、あまり得意では無いから内心ビクビクしながら、店員さんに声を掛けたのだと思います。

 

結果だけ申し上げると、全くダメでした。

万華鏡を覗いても貰えませんでした。

 

当時は、見てみるくらいしろよー

と思いましたが、見てからダメじゃあ、もっと悔しくて暴れられかねませんから、ある意味ベターな断り方だったのかもしれないなと、今は思います。

 

しかし当時はそれなりに傷つきまして、思えばあれから20年。あれ以来飛び込み営業はしていないのではないか?

 

12/10から始まる個展風の展示会は、アウトドアのセレクトショップ内です。

 

それこそ自然を愉しむ人の趣味といえましょう。

 

20年越しのリベンジマッチ的な要素もある大切なイベントになりそうです。

 

群馬は私の故郷ですから、懐かしい人達にも再会できたら最高だなぁと期待もしています。

 

最近の新作ドライは、新鮮な驚きがあると思いますよー