細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

見てきましたー

Bunkamura、二日目というまだ始まりのタイミングで見に行くのは初めてかもしれません。


これは一つの目的、かたおかさんの万華鏡をよく見てみたいという気持ちがあったからです。

また、今回は受験生というタイミングで、目標が無く、早々に浪人を決めた娘に業界を見せようという目論見もありました。


コロナ禍で緊急事態宣言中という事らしいですから、なかなか厳しいタイミングですが、人出としては、ソコソコ丁度良く流れている様にも感じました。あのような会場で二日目となれば、やはり物足りないというのが、運営される側の正直な気持ちでしょうが、じっくり見たい見て欲しい側からすると有難い環境と感じました。



やはり、万華鏡というのは見るにも、選ぶのにも時間が掛かってしまう物ですから、溢れかえるお客さんの中で競う様に、見極める事なく売れていく現象というのは、作家にとって微妙な気持ちも入り交じるものです。

そういう意味では、良い環境となっていました。

今回私が強く感じたのは、感動させる万華鏡には、アイデアとかバランスとかそういう軽い言葉では無い、強い思いがオブジェクト一つに込められているのではないか?ということ。

だから、偶然ではなくて、必然的にどこを切り取っても魅了するのかな?と


そういう作り方をされる作家さんはまだ少ないのかな?と映りました。

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