細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

コラボ

コラボには色んな形がありますが、基本的には

1.外観と内部で分ける形。

2.オブジェクトを混ぜる形。

の2タイプといっていいでしょうか?


1の場合は、最後の仕上げをどちらがするか?の2タイプありますね。

普通は外観がある程度出来ていて、あなたの世界で仕上げて下さいという感じ。

同じ技法の方同士だとそうなりやすいかも。

外観を作る人が、オブジェクトを招き入れる形もありますね。こういう意図で作りたいから、こういう感じにオブジェクトを作って欲しいと依頼する。

どちらにしても、普段の外観とは違う物ができますから、新鮮で不思議な感じがします。


さらに2のようにオブジェクトを混ぜる、外観も折角だから混ぜましょう。ここまでいくと、共作というニュアンスになりますか。


私の場合、パイプで仕上げて、オブジェクトを混ぜる形になります。

佐藤さんとのコラボでは、互いに全力で自分の世界を作りつつ、相手を+αの魅力として迎える感じに定着したように思います。

赤津さんとのコラボでは、繊細な赤津さんの世界を生かしつつ、偏光が+αとして加わる感じになりました。

今、高林さんとのコラボを試作していますが、果たしてどうなるでしょう?

多分どちらが主役という訳でなく、どちらも生かして調和するという形になるような気がします。

二人は本来、光の入れ方が異なりますから、やはり、自分の外観では自分の世界が生きやすい環境とはなるでしょう。この辺の微妙な違いの勝負となるのだと思います。

こういう真剣勝負を味わっていただけましたら、もう後は何もいりません。

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