細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

収穫期

妖を作り始めてから250日程経つようですが、まだ新作と呼んで良いのかな?と思います。

今の作り方に定着したのは割と最近です。仕組みをよく理解して、その考え方からして筋の通った失敗の少ない作り方。その中でもより良い組み合わせを探してきました。

いつでも同じ感じに作れる素材と、そうとは限らない素材があります。

一つの理想形を基準としながら、色んな振れ幅の中でより総合的に魅力ある世界を探しては、基準を動かしていったりします。

 

まだまだ作っていて楽しく、これ見たらお客さんはビックリするんじゃ無いかなぁ?そんなワクワクの連続で制作出来ている時間は大変有意義です。

 

苦しみ抜いた先に、答えらしいモノが見つかり、成果として表れる。

こういう一連の流れごと楽しみたいですね。

今はその集大成の収穫期のような感覚で、それぞれにこれを作りたいという物が明確にあるのですが、欲張りすぎてしまい、焦ってしまいます。自分が三人くらいいるといいのになぁ。

 

家内制手工業ってこういった流れで出来ていったのではないでしょうか。