次は手作り時計です。
クラフト系の催しやショップで見かける、手作り感のあるデザインの腕時計。
文字盤含めた外観、ベルトなどを手作りするようで、教えている先生もいるようでした。
私が万華鏡作り始めた頃には、手作り時計の作家は数名見かけました。時計という機能があり、身につける装飾品でもある。
これは購買意欲を掻き立てます。
さり気なく素敵に作る女性もいますが、私の知り合いは根っからのアーチスト気質で、今でいうスチームパンクのはしりのような人。
時計という枠に留まらない、身に着けるオモチャアート?仕掛けメカ?そんな突飛な作品を次々に発表してました。
彼が大変興奮して私の万華鏡を買ってくれた縁もあり、今でも時々交流があります。
何ともカッコいい彼の時計ですから、私も手に入れたいと思いましたが、私のキャラにはちょっと合いづらいという事で、気合いの入り過ぎではない大人しめの時計を選んだ記憶があります。
やはり、この人のを買いたい!と思わせるような作家性があったり、サイズ感やフィット感を確かめながら、作家さんからのお話しからも刺激を貰いながら、お気に入りを見つけたい。
そんな感覚は結構万華鏡に近いような気がします。
中のムーブメントはメーカーの物を使いますから、そこが大きく異なる点でしょうか。
ムーブメントまで作るなら、時計職人ですものね。目ん玉飛び出る世界のような気がします。