細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

個展4日目を終えて

今日のゲストは香川さんでした。

圧倒的に若い香川さん。頑張って沢山の作品を持ってきてくれて、華のあるフレッシュな映像を見せてくれました。

ベテランの男性作家さんが、競うように駆けつけて下さって、香川さんの注目度がよくわかりました😁


しっかりとしたプロ願望をお持ちの作家さんですから、これから精力的に活動されることでしょう。応援しています。

香川さん、本日はありがとうございました。

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明日は私の個展となります。

最初の週末なので、沢山の方々とお会い出来る事を願っております。

3日目を終えて その2

二人展を2日行って、今率直に思っている事は、一日じゃ勿体無いな…と


長丁場の展示会ですから、希望的推測では終わりに行く程、在庫が減って寂しくなる筈。


もっと希望を言えば、最終日はすっからかんですよ。


これじゃ来て下さったお客様に申し訳ないのではないか?と考えたのです。


という事で、最終日の7/5もゲストをお呼びしたらどうかな?

二人展と言わず、希望者全員集合的なノリもありではないか?

というアイデアを15分前に思い付きまして、広くご意見を伺いたいなと思います。

ゲストさん、もしこちらを見ていましたら、ご意見をお聞かせください。

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個展3日目を終えて

本日はかたおかさんをお迎えしました。

万華鏡愛好家の方々がじっくりと見て下さり

交流の絶えない、楽しい時間となりました。


万華鏡は勿論、キャラクター、お客様との関わり方等、大変興味深く勉強になりました。

流石のかたおかさんだったのですが、目玉だったキャッシュレス決済が凡ミスで使えないというお茶目な面も見せてくれました。

かたおかさん、本当にありがとうございました。

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明日は香川さんをお迎え致します。

どのような作品を用意してくれるのか楽しみです。

個展2日目を終えて

今日は楽しく、意味のある一日となりました。


高林さんは、期待通り特別な作品を持って来てくれて、今後の展望を示してくれました。

会場も、とても充実した見応えのある雰囲気で、一日では勿体無い気持ちにもなりました。

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沢山の作家さんと、久しぶりにお会いして、様々な情報交換を行いました。

個展ではなかなか得られない貴重な時間となりました。

高林さん、ありがとうございました。


明日のゲストはかたおかさんです。

既に今日、沢山お話ししましたが、明日も宜しくお願いします。

アラベスクを20本程と、珍しく大きなタイプを1本展示頂けます。

個展初日

最高の個展日和となりました。

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ゆったりと見ていただいています。

価格を変えるのは、大正解。

話ははずむし、共鳴する悦びが大きいように思います。

自分自身まだ研究中ですし、まだ驚きが大きいので、一緒になって、これいいよね!

また見てもやっぱりいい、

暫く置いてまた見ても、一瞬でもいい。

これ最高だな〜!なんて具合です。


初日は、高額のモノから売れていくという現象がおきております。


買って頂いた方も納得してしていただき、満足感が大きいと感じます。


勿論、私も嬉しいです!


頑張って、またいいのを作らねば。

全ての歯車が理想的な形で噛み合い、動き出そうとしています。



このブログについて

このブログをどんな方々が見て下さっているのでしょうか?

私にも実態は分かりません。

ただ、現在およそ、のべ6500名の方が見てくださったという事は分かります。

この数が多いのかどうかも判断が難しいですが、例えば今年、万華鏡を1000本作ろうかな?と考えれば、一気に現実的に感じる事ができます。


殆どは万華鏡関連の方だろうと考えていますが、実態は分かりません。


ブログがSNSなのかさえよく分かっていませんが、これからはSNSをどのように使うのか?という視点が必要な時代なのかもしれません。


私はへそ曲がりなので、SNSを通じて

「SNSでは分からないよ」と言いたい気持ちもありつつ、SNSからの行動や、その可能性を観察したいという気持ちもあり、

一つの実験のように考えています。


前にも触れましたが、このブログの注目記事というのは、意図的に操作する事も可能です。そういった事も含めて楽しい実験になっています。


一般論でさまざまな批判もしましたし、今回の自分の作品を通じての自虐的で真剣な実験も、全て自分の美意識がそうさせるのでしょう。


今年から主体的に、自ら動こうという気持ちが伝われば、それでひとつ意味がある事だとも思っています。


今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。



個展前日

明日から個展が始まります。

いつもの事ですか、私の万華鏡には専用の箱など無く、キチンとした梱包、ましてやギフト用の包装などできず、プチプチで包んでお渡しとなります。申し訳ありませんが、どうぞご了承下さいませ。


今年の本気度を表す物としましては、ショップカード的な物を作ってみました。


あと、いつもお伝えし忘れてしまうのですが、ネームや、ちょっとしたメッセージくらいなら入れられます。上手でないですが、数字やアルファベットです。


ゲスト作家の直前情報としましては、高林さんはこだわりのタイプや、普段お店には並ばないような特別な万華鏡を並べてくれるという情報が入っております。

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搬入を終えて

本日、個展の搬入を行いました。

個人的には、大満足な会場。

真っ白の空間に極々シンプルに陳列。

やってみたくても、あまりに寂しいからと、

販売のプロの方は、嫌うように思います。

自己責任で自分でやったからこそのシンプル。


私のカレイドスコープにとって最適に

テレイドスコープにとって最悪に展示されました。


私のテレイドスコープは素晴らしいと思っちゃってる人、よく見て下さいね。

こんなもんですよ。これが現実です。


今回は、分かりやすく評価で、価格も変えてますよ。


安くなってるのは、評価が悪いのです。

それでも、恥ずかしげもなく、サイン書いて自分の作品として売ります。

通常価格より上乗せしたのもありますよ。

それだって、このレベル。

分かりやすいでしょ?


万華鏡は一本一本違うという事を、広く皆様にお知らせする事が、今回の裏のコンセプトです。


評価されるべき人や万華鏡が正しく評価される

そういう時代にする一助になればと願っております。

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小嶌さん その4

手のひらに収まるような小さな万華鏡から、置き型の仕掛けのある大きな万華鏡まで作られますが、それぞれに小嶌さんらしい雰囲気、考えられた納まり、説得力のある内部映像に仕上げられていると思います。


小嶌さんのように自然と個性が出る作家さんは、皆さんから羨ましがられるのではないでしょうか?


作り手として、デザイナーとしての経験値、幅広い知識や技術から、自由に表現できるからこそ滲み出る個性のようにも思います。


それはある意味、私とは真逆で、

私の場合は、できる事が非常に限られているからこそ、それしか出来ず、自ずと個性的になってしまうのに対して、

小嶌さんは何でもできる中から、選択してそれでも個性が出てしまうという、自分の世界観をしっかりお持ちの方なのだと思います。


最近、何かでプロフィールを拝見したような気がするのですが、どちらで拝見したか分からなくなってしまいました。

あの生まれ年は本当なのでしょうか?

少し上の方くらいだと思っていたので、ショックでしたー


きっとそれも何か怪しい、年をとらない魔術的なモノが絡んでいるのかもしれませんね。

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小嶌さん その3

小嶌さんの作られる万華鏡は、煌びやかだと思います。このキラキラ感が噂のダイクロという物ですか?

ガラスの知識ゼロの私には、よく分からないのですが、この反則級のキラキラがふんだんに使われていて、尚且つ乳白のガラス?がさりげなくアンニュイな雰囲気を醸し出す訳です。

その上、キラキラした光が周囲に映り込んで、豪華!


ちょっとズルいんじゃないですかね?

これが錬金術のなせる技なのでしょか?


いつどこで見ても綺麗な、計算された万華鏡だと思います。

さらに、価格を見てビックリ。

手のひらサイズの可愛いタイプ、こんな値段で出していいんですか?


これも採算度外視なんですか?

それとも営業妨害なんですか?


今度、是非教えて下さい。

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小嶌さん その2

小嶌さんの万華鏡は、今まで何度も見た事があります。


https://mukashi-kan.com/smp/list.php?type=class&scat=1023861


アルケミストというタイトルが印象に残っていますが、そのタイプは陶芸家の喜多さん作のボディーを小嶌さんが万華鏡に仕立てた手持ちタイプの万華鏡。

喜多さんの焼き物と、錬金術師という、なんとも怪しい魅力のワードが妙にマッチして、そこに小嶌さん+万華鏡となれば、怪しさこの上なし。


焼き物だけでなく、木や金属、ガラスなどどんな素材も扱われて、それぞれにちょっと怪しい雰囲気のある万華鏡を制作されています。


よく考えれば、万華鏡って錬金術みたいですね。

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ゲスト紹介 小嶌さん

以前、ゲストにお誘いしていた小嶌さん。その時にはちょっと厳しそうというお返事を頂いていたのですが、

後で、誘いを受けとけば良かったかな? というような連絡を頂いていましたので、今回 急なお誘いをしてしまいました。


お聞きすれば、21日に万華鏡手作り教室の予定との事で調べてみましたら、とても面白そうなキットで、しかも採算度外視でされるのですね。その準備で大忙しの中、お受け頂きました。

ありがとうございます。


万華鏡の普及を考えて、このような活動をされていると知り、頭が下がる思いです。


今まで真面目なお話はあまりした事がなく、助平なおじさんだと思い込んでいて、本当に御免なさい。

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<重要>ゲスト作家さんの変更について

7月3日に予定しておりましたゲストの駒井さんが参加できない事になりまして、急遽

万華鏡作家の小嶌淳さんをお招きさせて頂く事となりました。


楽しみにして頂いていた方、関係者の皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞ宜しくお願い致します。


今後も様々な事情で、変更せざるを得ない事態が想定されます。

内容変更につきましては、こちらのブログで随時報告いたしますので、どうぞご確認をお願いします。


ご来場を予定されているお客様には、ご面倒ですが、当日のブログ情報を是非ご確認下さいます様、重ねてお願い申し上げます。

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値付け始めました。

個展まであと一週間となりました。


今回は、一本一本価格を変えますので、早めに値付けの作業に取り掛かりました。


今まで作りためた万華鏡をナンバーの若い物から評価していきます。


そうすると、また新たな発見があります。

この時のこの感じは、この時だけだったかーとか

最近やってないけど、悪く無いなーとか


でも、それに改良を加えた物に関しては、改良前の作品はどうしても厳しめに評価しがちになりますね。


改良前でなかなか良くてもです。


この評価、多分その時々で随分と変わる気がします。


でも、あまり悩まず今の感覚で付けていこうと思います。

今、理想が高くなっているのか、とても厳しく( 低価格に )設定しているように感じます。


折角の個展ですし、このコロナ禍でわざわざ来て頂く方に向けての価格なので、どうぞお許しください。


個展が終わったら、通常価格に戻しますので、どうぞご了承下さいませ。

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万華鏡よもやま話 その17

ここ最近、今の万華鏡業界を知るべく、新しい作家さんの作品などネットで見てみる事があります。

沢山の方が作っている事も知りましたし、同時に色んな作家さんが万華鏡作りを教えている事も知りました。


万華鏡教室は、人気があるのでしょうね?

参加する方は喜んでくれそうですから、やり甲斐があるのだろうな〜と想像しました。


私には向かないですけど…


新しい、若い?作家さんの作品を拝見して、写真で見る限り、内部映像はいい感じなのかな?と思う物が意外と多かったのは、嬉しい発見でした。


対して、外観はどうなのでしょう?

個性を出すのが難しいのでしょうかね。私好みのスマートだったり、一貫性のある、説得力のある表現が少ないように感じました。


飾りで個性を出そうとしてる方が多いかな?

外観を全く重要視してない私が言うのも変ですが、外観で損してないでしょうかね?


でも、それだけオリジナル性を大切に考えているという事でもありますね。その気持ちはこれからも大切にしていただきたいと思います。



それに対して、外観も内部映像もどなたかの作品と同じように作ろうとする感覚というのは、如何なものでしょうか?

参考にするにしても、外観だけでも、ちょっと違うイメージで作れるでしょうに、そうせずに敢えて似せてるとしか思えない物を拝見しました。

それを恥ずかしげも無く発表できる感覚が私には分かりません。

どこか麻痺してませんか?


万華鏡作家としての経歴に傷が付くのでは?と心配しております。どうか周りの方が指摘してあげて欲しいと願います。


モラルのある業界であって欲しいものです。

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