細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

大詰め

見通しが立ったので書けますが、今回の個展ではC.Cを割とお持ちできると思います。

 

作り始めて2年程でしょうか?

東京での展示も限られていましたので、今回初めて見るーという方が多いのではないか?と思いまして、今張り切っています。

 

このタイプは偏光遊び的な感じなのです。

作り始めはまだ色んな発見もあり楽しいのですが、最後の仕上げは根比べで、質を上げるのが大変。ちょっとした試練なのです。

何が大変か?ってゴミやら傷、汚れやホコリなど拡大されてストレートに見えてしまうのです。

 

こんな事書くと粗探しされて、ホントだガッカリってなるかもしれませんが、原因を見つけては取り除き、取り除けないは場合どうするか?

出来るだけ目立たない作りにしていくのか、部品交換するか?そうすると同じような効果が出るのか?いっその事違う考え方でまとめるのか?そんな事の繰り返し。

 

今ちょうど娘が帰省中なので、この地味な作業を手伝い、私の負担を軽くしてくれています。

判断だけは私にしか出来ないので、私が見てはダメが出て、またやり直し。

 

時々、コレは諦めようとなり、試しに自分でやってみるか?と様子をみると、娘の作るのはマニアック過ぎて全てボツ。

それでも、不満も言わずに作業を続けている姿を見れば、こういう作業に向いているんだろうなぁと感じます。

 

このC.Cは、万華鏡のジャンルとはちょっと違うなと思っています。

テレイドのように、万華鏡から派生した亜種ではないかな?

 

一応ドライタイプとなるのでしょうが、回転させるよりも、トントンと軽く振動させるとガラッと変わるので、そのような見方をオススメしています。

 

私の万華鏡をお持ちの方には、是非一本オススメしたいという気持ちを込めまして、この追い込みの時期に頑張ってます。

どうぞ見てやって下さいませ。