細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

万華鏡よもやま話 その9

前回では、オブジェクトが多過ぎると良くないような事を書きましたが、要は適量があるように思います。ドライタイプであれば、分かりやすく下に溜まって、ミラーの手前に丁度オブジェクトが来るように。ミラーよりも上に積もってるのは、光を遮ってあまり良…

万華鏡よもやま話 その8

良い万華鏡とは、どんなものでしょうか?覗いだ時に綺麗でね、回すと更に綺麗で、ずーっと綺麗なの。これが最高の褒め言葉でしょうか?それも一つの成功なのかもしれませんが綺麗とはどんな風に?とにかく細かくて、いつも色んな色があって…だとしたら、その…

万華鏡よもやま話 その7

今回は3ミラーについて書いてみます。3ミラーに組むと、同じパターンが無限に広がる模様を作る事ができます。綺麗に重なる事無く広がる組み方には、どんなものがあるでしょう?3ミラーでしたら3パターンしかありません。お馴染みの、正三角形と、三角定…

万華鏡よもやま話 その6

万華鏡は、次同じ模様が出るのは何百億年後とかいう話を聞いた事があるでしょうか? これは、一体どんな万華鏡についてどのような設定で出された数字なのか調べるつもりもありませんが、こういういい加減な数字をそのまま鵜呑みにして、 「万華鏡とはそうい…

万華鏡よもやま話 その5

万華鏡の光の取り入れかたは、大きく二種類。 透過光と反射光。 透過光は、ケースの底に透明、半透明素材を使い光に向けて見る従来のタイプで、反射光はケースの横から光を入れるタイプ。 同じ物でも光の取り入れ方で全く異なる表情を見せるのです。透過光で…

万華鏡よもやま話 その4

珍しくオブジェクトの話を書きます。 私は偏光万華鏡しか作らないので、普通の万華鏡作家が考えている事が正直分かりません。 それでも書いてみます。ドライタイプとオイルタイプがあるのはご存知でしょうか? ドライタイプというのは、カタカタと変化する従…

新しい世界

このブログを開設して、色んな事を知りました。 アカウント数が分かったり、人気の投稿がどれなのかランキングが出たり。 最近知った情報では、SNSでもどのくらいの人がリーチしたとか、#ハッシュタグの事とか…まぁSNSは、多くの人に知って貰おうという目的…

万華鏡よもやま話 その3

幾何学模様を綺麗に作るために その2分かりやすく2ミラーで考えてみます。 ホールケーキを10等分したところを想像して下さい。 一番手前のケーキは貴方の分ですので、手前に引いて下さい。 それが、通常の5ポイントのミラーの組み方です。 角度、36.72.72の…

万華鏡よもやま話 その2

幾何学模様を綺麗に作るためにまずは、ミラーを正しく組むことが当然求められます。 角度を正確に、ミラーの歪み、隙間や汚れなどが無いという事。 この部分に関しては、確実な正解がありますから、それにどれだけ近付けるか?という世界です。 実際ミラーを…