細野朝士の万華鏡よもやま話

ときどき書きます

日本語

個展が近いので、宣伝を頑張っています。

最近はSNSに頼り切っておりましたが、DM沢山作りましたから、出来るだけお送りしてみようと思いたちました。

いつもは手書きオンリーなのですが、今後の為にも顧客名簿的なモノを作っておけば便利だと思い、パソコン作業。

 

きっと住所録なんて、郵便番号入れれば住所がバン!と表示されるようなソフトもあるのでしょうが、久々にタイピングの練習も兼ねて、パワーポイントで作ってみます。

というか、3年程前?に作りかけたのがあったので、それを更新する感じ。

 

ネットショップなどでお買い上げ頂いた方など、遠方でもいいさと追加していきます。

 

そうすると、見たことない地名が沢山ある事に気づきます。何と読むのだろう?

読めなくてもいいのですが、どのように打ち込めばいいのか?途方に暮れたり、あれ?なんて読むんだったかなぁ?思い出すのに一苦労。

 

畦という字を見て思い出す、あの言葉なんだっけ?ほらほら田んぼの際の

あれ?はぜ?あで?  あぜ!

あぜと打ち込んだら畔と出て、えー!?

 

仕方なく妻に聞いてみると、あぜじゃない?

 

イヤイヤ あぜは畔なんだってよー?

 

調べてみれば、畔も畦もあぜ。

なんだよ!ホワイ!ジャパニーズピーポー!って感じ。

 

英語ならこんな苦労無いんですよね?

逆にこんな楽しみも無いのか。

 

時間掛かりすぎて、結局途中から手書き。

 

 

ファーストカレイドスコープ

私が万華鏡を作り始めた頃は、色んなイベントに出展していましたから、こんな万華鏡初めて見ましたー!と喜んで貰える事が多かったので、そういう場で万華鏡を購入して下さった方には、私の万華鏡がファーストカレイドスコープとなっている場合が多いでしょうか。

 

外売りを頑張ったのは、きっと5年にも満たないのだと思います。

いつしかショップに売って頂いて、製作に専念する形となっていました。

 

専門店にいらっしゃるお客さんは、万華鏡を好きな方が多いですから、ファーストという確率はぐんと減ると思います。

 

日本の万華鏡の歴史もそこそことなりますし、作り手もどんどん増えていますから、ファーストカレイドスコープをお届けする数もどんどん減っていくような気も致します。

 

しかし、他業界のショップに置いて貰うと、やはりまだまだ初めて見ましたーというお客様が多い事に改めて驚きます。

 

先日は、ショップが蚤の市的なイベントに出店する際に万華鏡を持って行ってくれたようで、とても感動して購入させた方がいましたよーなんて報告もありました。

実は思い当たる事があって、先日SNSで見知らぬ方から、どこそこの蚤の市でとても感動的な出会いをして購入しました。素晴らしい万華鏡を作って下さって有難う御座いました!と何とも嬉しい連絡を頂いていたのです。

 

こういった目的外の奇跡的な出会いというのは、自分ではなかなか作れないのですから、大変有難い話です。

 

決して安く無い万華鏡、大きく心を揺さぶれないことには衝動買いして頂けないと思いますので、とてもやり甲斐を感じます。

 

そういえば、先日二人の万華鏡作家さんから、初めて万華鏡買ったのは、私のだったよと告げられました。

お二人とも素晴らしい万華鏡を創られる方でしたから、その道に入る一つのキッカケになっているとしたら何とも嬉しいですし、良い仕事したなぁと誇らしい気持ちになりました。

 

願わくは、ファーストだけでは無くセカンド、サードとなって欲しいものですが、やはりファーストは特別です。ファーストが無ければセカンドは無いのですから。

 

後で恥じる事のないよう、出来る限りの熱量で制作に励みたいと改めて思った出来事でした。

個性

自分の万華鏡の個性が出せずに悩んでしまうなんて、よく聞く言葉のような気がします。

 

個性なんて自然に出てくる物で、わざわざ出そうと苦しむようなものでも無い。

 

確かにそんな気がしますが、それでは解決はしませんね。

 

最近思うのは、作家の世界観や生き方が作品に現れて自然に個性となる。そんな当たり前の事です。

 

個性的な万華鏡を作る多くの人は、もしかしたら良い万華鏡を作ろうなんてあまり思ってないのかもしれません。なんて書くと誤解を受けますが、それが一番と思っている訳じゃないのかな?という意味。

 

自分の表現したい物があって、それを万華鏡で表現してる。

そんな感覚?

 

良い万華鏡とは一体どんなだろう?

このような問いは、割とつまらない答えを出してしまいがちではないでしょうか?

 

悪い所無くいつも綺麗な、出来の良い万華鏡。色んな色や形が程良く現れて、いつまでも飽きない?

 

コレって追い求める程の事でもなくて、知識や技術である程度身につく学び的なモノだと思います。

 

その技を以って何を表現したいか?

自分は何が好きなのか?何でワクワク出来るのか?そんな事が、良い万華鏡を作る事よりも大切な感覚の延長に、個性が見えてくるのかもしれません。

 

たまには真面目な事を書こうと思って、始めたものの、ホンマかいな? いや当たり前か?

浅いなぁなんて気もする。

 

じゃあ、自分の万華鏡がお客さんにどのように迎えられて、どんな生活の後押しをしたいか?

どんな感じで親しんで欲しいか?そういった具体的なビジョンが見えているか?そんな事も面白い視点なのかもしれません。

 

 

先日の展示会での事。

私の万華鏡にハマってくれてる店員さんが会計時お客様に

どんなの選びましたか?少し覗いて良いですか?と聞くなり暫くしんみりと覗いてから談笑。

そして万華鏡をお渡しする際、プチプチも何も巻かずに

このままでも良いですか?

そう聞いていました。

 

万華鏡愛好家からしたら信じられない対応かも知れませんが

 

あっ!そうそうコレだよなー!

流石分かってるなぁ!

 

私の万華鏡は本来この感覚だったんだーという事を思い出させてくれました。

ジッポーのように、傷なんて気にしない。いつも身近にあって使い込んで楽しみ倒して貰いたい。

そんな感覚です。

 

 

久々に

お久しぶりです。

昨年の年末は、寝る間を惜しんで制作してたので燃え尽きてしまったのもあり、正月で子供と遊んでたらスッカリダメダメモード復活の予感です。

うたた寝が気持ち良いのなんの、本眠り並みに寝たくせに、やっぱり朝方になれば布団で目覚めたいと、もう一眠り。

万華鏡製作から逃げてしまいがちです。

 

先日からは仕事始め風な気持ちになって、動こうとするのですけれど、映像撮ったり計算を始めてみたり。

本来の制作や研究から逃げているのです。

 

毎年年明けというのはこんな感じで、今まででしたら、ダラダラと春までスランプなんて流れ。

しかし、その弛んだ根性を見越してこの時期に、私は二年も前から個展の予定を入れていたのです。もう一月切ってしまいました。

こうしてブログにも書いたのですから、もう作るだけです。

いつもの癖で、外堀から埋めるように、いつもはやらない腰の重そうな事から始めて、本丸は直前に根つめて作る事になるように思います。

夜に計画を立てたり、スケジュールを考えるのは割と得意なのですが、昼に制作部門が難癖つけたり、スケジュール無視する傾向があるので困ったものです。

やろうとしていることが多過ぎて、頭がパンクしてるのかもしれません。

結局一つ一つ進めるしか無いのですから、短期集中の積み重ねで、やるべき事を減らしていくしか無いんだぞ!と自分に言い聞かせております。

 

お金の掛かる新しい生活が始まり、一年が経とうとしていますが、確定申告用に収入の計算から始めてみました。

何となくコロナ禍の二倍くらいは稼がないと続かないなと踏んでましたが、やっぱりそうでした。寝不足となる訳です。

もっと計画的に仕事を進められれば、違う生活もあり得るのでしょうが、いつまで経ってもその日暮らしのギリギリ生活が板についている様です。

しかし、そのギリギリを計算するでもなく肌で感じながら頑張ってきた自分を今日は褒めまして、明日からの制作の励みにしたいと思います。

これを書いたので、気を良くして一緒にビールでも飲もうじゃないか! 新年会じゃよ

営業部、制作部、研究部、経理部、社長

みんな集まっての一人飲みです。

 

パーヴェイヤーズ再び

WEEKEND ACORNSを終えて

休む間もなく制作しています。

 

一応クリスマスシーズンですから

ご注文頂ければ、出来るだけお応えしたいと、約束し過ぎてしまった感がありますが、何とか制作して送り終えると展示会用が足りないように感じます。

数日後に迫った、パーヴェイヤーズでの展示です。

沢山の中からお気に入りを選んで欲しいので、もう少し頑張ります。

フィナーレ

結局一度決めたはずのスコープを、また何度も見直して、数本やり直しました。

 

一度ダメが出ると、ちょっと大変です。

多分、良いところも沢山あるけれど、気に入らない部分が気になって、駄目だという判断に至った訳で、これに勝ると判断できる仕上がりを目指さなければいけないのです。

 

多分、ダメを出した仕上がりの、良い部分はさらに良く、平均的にも良く、駄目なところは無しにしたいのです。

 

こうなると結構厄介で、難航する事は目に見えています。

 

自分にとってチャレンジングなタイプに後でダメを出す傾向があるような……

 

いつかこのパーツ使いたい、いや使えるスコープがあっていい筈だ。そう思いながら長い期間が経ってしまったパーツ。

今回、これならと思って使う予定でしたが、結局使わず仕舞いとなりました。

 

いつか仕上げたいと思っています。

クライマックス

高林さんの工房展まであと数日。

普通なら焦りに焦って失敗したり、レベルを落としてまでも無理矢理完成させてしまいがちですが、今回そんな心配は無いようで、楽しみながら順調に進められています。

 

只今特許出願中のテクニック

必要数よりも何倍もの準備を進めておく法です。

こうする事でありがちな、最後の方でどうやってもまとまらない、あぁ疲れたーもう嫌だー

諦めるか?作っちまうか?

そんな思いをする事なく、いやー良いのが出来るぞーを継続していける事が出来ています。

 

しかし、私の困った癖が出てきて

準備した作り方と違う方法でまとめたくなってしまったりもします。

今後の進化の先取り欲が芽生えてしまいます。

 

どうしても苦しみたいようで、困ったものです。

欲の話

秋ですから食卓に秋刀魚が並ぶ事もありますね。

子供や妻は頭や内臓を好みませんので、私が処理係となってそういう部分から食べたりします。

最後まで白身の部分食べられなかったよなんて事もあったような。

 

子供思いの優しいパパであり、ちょっと可哀想な犠牲者面を装ったりもしますが、実はこの部分が最高に好きでありまして、他人にはゴミであるが私にとっては宝物というような、価値観の違いで得をする事自体が大好物であるのだと思います。

 

こういうのって、今流行りの勿体無い精神にも通じるのかも知れませんが、私からしたら相当に欲深いんじゃなかろうか?と思います。

 

ただ好きな物や部分を食べるだけでは事足りず、それが他人からしたら捨てるような物であって欲しい訳です。

言い換えれば、究極のWINWIN欲とでも申しましょうか。

 

先日はお袋の卒寿の祝いで実家に帰りました。

朝食に秋刀魚を食べたのですが、両親とも頭や内臓が好物なんですね。

共通の価値観というのも、これはこれで嬉しいものですが、私のWINWIN欲は満たされる事はありません。

 

ですから、私は優しい息子を演じまして、誕生日プレゼントとして秋刀魚の頭を母に差し出しました。

 

WEEKEND エーコンズ 注意事項

二年ぶりのエーコンズ出展、準備は程々に順調のように思います。ちょっといいのが出来そうで上機嫌なだけなのかもしれませんが。

 

高林さんの工房展のルール的なモノを思いつく限り書いておきたいと思います。

 

まず、歩きやすい靴でお越し下さい。

坂道は想像を超える程に急です。

何度もお邪魔してる私でも毎年、あれ?こんなに急だったっけ?と思います。

 

続きまして、地図にあるボディーショップを体のボディーと思い込んで、素敵なスキンケアショップを目指して迷ってしまう方が続出しております。

このボディーは車のボディーの事ですのでお間違いなさいませんように。

 

そして会場では、ゆっくりと万華鏡をお楽しみ下さい。ワンドリンク制となっておりますので、お酒など楽しみながら、ゆったりと見ていただく事がコンセプトとなっております。

 

また展示会場内の撮影にはご注意下さい。

万華鏡展示ブースのみ可となっております。

万華鏡の無いスペースや、人物、万華鏡の内部映像の撮影はご遠慮下さいませ。

 

最後に、販売はそれぞれの作家へ直接お支払い下さい。申し訳ありませんが、多分現金のみとなると思われます。

少なくとも私の場合は現金でお願いします。

私は外で飲んだくれてる可能性もありますが、遠慮なくお声掛け下さいませ。

 

細野ルールとしましては、税金の仕組みなど気に入らない私としましては、許される限り抵抗すべく行動する事となりますので、TAXはどうなるかはご想像下さいませ。

 

 

 

 

 

 

ファンファーレ

最後に固形ワックスを塗り、また削ります。

#2000まですれば、何となく気が済みます。

 

丁寧に拭き取って、乾燥後に磨けば完成となります。

 

とかいいつつ、数日経ったらまたワックス塗るように思います。

 

このように思い入れたっぷりで作る展示台ですが、裏面は最低限の処理で済ませますし、万華鏡が入ると見えなくなってしまう穴の内側には、そこまで執着しません。

 

万華鏡を作る感覚と同じく、どこかで自分らしい割り切りが働くように思います。

 

時間が掛かりすぎてしまうからという理由も勿論ありますが、自分の目的に対して集中する。その他はあまり気にしないというような傾向が強めなのだと思っています。

 

という感じで、素材や作業工程は凄くシンプルですが、時間と愛情をたっぷりと掛けるコレクション台。

 

こういう、本来の仕事とちょっと外れた物を売るというのは、ちょっと気恥ずかしい気がします。しかし私の万華鏡を立てる物にしかなりませんから、これが売れるとしたら大変有り難い事ですし、穴が空いていれば、そこに補充したくなってしまうのも人間の習性では無いでしょうか?

 

ある意味、これは営業戦略としても面白いような気もしてきました。

 

そう思えれば、恥じる事なく価格を付けられます。エーコンズ価格で幻からT×Hの設定にしようと、調子に乗って第二弾に取り掛かりました。

 

追い込み

オイルを塗って削るのは、とても気持ちがいいので、休むことなく追い込みを掛けるようになります。

 

オイルを塗って削るのは、どんな利点があるか?というと

摩擦熱が出にくい。

木の粉が舞いづらい。

ヤスリが目詰まりしない。など

 

困る事は、手を洗ってもなかなか落ちないこと。

ちょむちょむで一世風靡した金龍飛が血のついた手を洗い続けるように、何度洗っても手についた赤い汚れが取れません。

 

注意しなければいけない事もあります。

それは、エッジを尖らせ過ぎると、刃物のようになって大変危険な事。ペーパーナイフなんてもんじゃ無く、指を切る恐れがありますので、時々丸くしてやります。

 

高級家具などで見られるオイル仕上げですので、このまましっとりと仕上げにするのも良いのですが、#1000で磨いて乾燥させて、後日仕上げに入ります。

 

 

 

 

赤毛の牝馬

#100で削った後何するか?って、もう兎に角ひたすら削り、最後は磨き込むという地道な作業。

 

つまらない人には最高につまらない作業でしょうが、私にとっては至極の時間。

 

あ、削るだけと書いたけど、塗るという工程もありました。

 

今回、待ちきれず早めにオイルを塗ってみました。私はチークオイルをいつも塗ってます。

オイルを塗ると色がガラッと変わります。これも好き。

 

川で綺麗な石を拾ってきて、家に帰って見るとただの石ころでガッカリなんて経験、誰にでもあるはずです。潤いは魅力を引き出す魔法です。

 

オイルは何で塗りましょう。普通なら筆で塗るのでしょうが、これくらいの量なら、私は指で塗りたいんです。

曲面を愛でるように全てのラインを確かめながら塗るのが私のスタイル。

少し乾いたらまた塗ります。塗り込むのです。DHCの要領です。

今度は塗っては削りましょう。

しっかりと削ったら、拭き取って乾燥。

どんどんと目を細かくしていって、#1000くらいになれば、もうツルツルです。

 

この感じ、例えるなら赤毛牝馬のブラッシング?

愛情を注いで、どんどんと綺麗になっていきます。

今はまだ#280で削った状態です。

パドック

急に思い立って木の板の加工を始めました。

万華鏡の展示台です。

 

最近、お客さんから展示台を売っては?という提案があり、それをキッカケに頭にはありました。

 

木の加工は好きです。しかしそれを売るという事はあまりしてきませんでした。

それは、時間を凄く掛けてしまうという事から、ある程度高額にせざるを得ないと思うからです。

 

しかも、木の加工を始めると、疲れを忘れてやり続けたくなってしまいます。依存症か中毒のように次のステージに進みたくなるのです。

他の作業に目も向けなくなります。

 

木の台のニーズがどれだけあるか?は分かりませんが、取り急ぎ4つ加工を始めました。

 

初めの作業は、外形と穴の配置のデザインを決める事。穴の大きさは万華鏡のサイズ毎に違いますから、どのようなタイプの万華鏡を何本立てるか?と想像しながら決めます。

 

今回選んだ板は、20年程前に購入したパドックという木。赤く甘い香りのするアフリカの木です。

 

板を切り、穴を開けたら、好きな曲面を作ります。

背の高い万華鏡は深く、低いのは浅くても良いという思いから、何となく自然とシェイプが決まり、削っていきます。

薄めの板の加工ですから、大して立体的に出来ませんが、出来るだけ魅力ある造形になればという気持ちで、自分の癖メインであまり迷う事なく削りますが、自分なりの辻褄が合わないと気に入らないので、流れを意識しながら荒削りです。

機械を使うのはここまで。

 

ここまでで凡そのデザインが決まってしまうので、大事な作業ですが、まだまだゴツゴツしていて綺麗な形ではありません。自分で形の意図が分かる程度の仕上がり。

 

これからは、角を取ったり角を見せたり、ひたすら紙やすりで削っていきます。

 

#40から始めて、最後には#2000で磨くのが常。段々と曲面が見えてきてツルツルに、そのうちに木目が際立ってきて止まらなくなりますが、左手の親指は常に火傷しながらの作業。

やすりがけの際の摩擦熱での火傷です。

どんなに痛くても、水膨れが出来ても止めようとしないのですから、我ながら大した執念です。

やすり中毒と言って良いでしょう。

 

 

木の粉はこんな色。オレンジ色?

作業の後、手を洗うと出血してるのか?と思うような赤い水となります。

 

作業を初めて二日目。

#100で削った段階です。

今日はここまで。

 

 

 

 

エーコンズ再び

前に11月にイベント2つと書きましたが、パーヴェイヤーズイベントは12月に動かして貰う運びとなりまして、取り急ぎエーコンズに集中できる環境が整いました。

 

エーコンズって一体何なの?って方が、まだいらっしゃいますか?

 

正式名称

WEEKEND ACORNS 3

今年で3回目を数える

日本最大級の、万華鏡工房で開かれる万華鏡作家による万華鏡愛好家の為のイベントなのですよ。

最大級なんて大袈裟でした😆

いっその事、最小でもいいのですが、要するに類を見ない唯一無二の楽しいイベントです。

 

簡単に言えば、高林さんの工房の、年に一度のお祭りです。

屋台は出ませんが、ドリンクや簡単なおつまみがあるんじゃないかと思います。

 

今年は高林さんと小嶌さんと私の男三人となります。華が無いって??

華は沢山ありますよ!

 

それはお客様の笑顔です。なんちって

 

 

 

 

買い物4

最後はファッションです。

自分のプロポーションにフィットするか?似合うかどうか?組み合わせなど、試着しないと買うのが難しいと思われた衣服でさえ、今やネットで買う時代になりつつあるのかもしれません。

 

詳細な採寸表示、サイズ交換や返品対応などしっかりと整えなければならないでしょうが。

 

思えば、ニッセンやセシールなどカタログ販売は以前からあったのですから、当然といえば当然でしょうか?

 

私も先日こだわりブランドを少し調べた時がありまして、オークションやメルカリなどまで見ると、割とお手軽に購入できる事を知りました。

こんな時にはダメ元で、そのブランドを知る目的という場合もありそうです。

 

 

ついでに自分の万華鏡も調べてみると、20年も前に作ったような物がソコソコの価格でやり取りされていたりもします。

大丈夫かいな?ちょっと心配になります。

 

内部写真を見る限り、あちゃーという程の物は見かけておりませんが、誰がどのように紹介するか分からないのですから、やはり一本一本しっかり作らなきゃいけませんね。

 

ネットで買われていくという現実は、ある程度受け入れざるを得ない時代ではありますが、それは信頼の上に成り立つものだと考えれば、喜ばしい面もあります。

しかし、その上にあぐらをかいてしまっては、作り手の仕事は、画一的に、ソコソコで良くなり、向上心は芽生えづらくなるように思います。

 

私としては、毎回毎回自分なりに更に良くする為に努力を続けたいと思っておりますので、どこかで直接見比べていただける事が、やはり嬉しいのです。